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行列ができる噂の「jun+」
店舗を持たないお店の幻スコーン

行列ができる噂の「jun+」 <br>店舗を持たないお店の幻スコーン

近年話題の、お店を構えないスイーツブランド。ポップアップイベントや催事への出店、オンライン販売まで、その販売スタイルも多様化しています。実は、尾道にも知る人ぞ知る、隠れ名ブランドがあるのをご存じでしょうか?今回は、場所も時間も不定期営業ながら、オープンともなると行列ができる話題のお店「jun+(ジュンプリュス)」のスコーンをご紹介。合わせて、その希少なスコーンを、数量限定かつ受注販売でお届けします。

 

出店時には大行列ができる噂のスコーン店

しまなみ海道のとある島にて開かれた、月に数回の販売日。テーブルには、コロンとかわいいスコーンがぎっしりと並んでいました。開店とともに多くのお客さんが訪れ、数百個のスコーンが約1時間で完売。尾道には、たくさんのスイーツラバーが販売日を待ち望む、大人気のスコーン店があります。

 

 

 

 

活躍目覚ましいブランドの名は「jun+(ジュンプリュス)」。向島の某工房で作ったスコーンを、尾道を中心にイベントやマルシェで販売するなど、店舗を持たないスタイルで営業をしています。

 

 

 

 

人気スコーンブランドを手がけるのは、店主の植田純さんです。
尾道市向島出身の植田さんは、東京の大学を卒業後、航空会社のキャビンアテンダントとして8年勤務。その後、地元に戻り、元々興味のあった食の仕事に関わるようになったといいます。飲食店のサポート、レシピ考案、焼菓子販売などに携わること数年。そして2022年の7月、新スイーツブランド「jun+」を始動させます。

「原点は母です。母は手先がとても器用な人。そんな母の手作りお菓子や料理が、とてもおいしく記憶として残っているんです」

航空会社で働いていた時代にも、各地で開催される料理教室などへ通っていたという植田さん。地方や海外へ飛行機で赴く職業柄、各国各地のおいしいものに触れる機会も多かったとか。

「おいしい料理やお菓子に出会うと、自分でその味を再現しようとキッチンに立つのが常でした。私、料理に関してはオタクなんです(笑)」

 

 

 

 

そんな植田さんが手がけるスコーンは、口コミやSNSでジワジワと人気を集め、オープンと同時に客足が途絶えることのない名店に。季節限定のフレーバーも登場するなど味のバリエーションも豊富で、多くのリピーターを抱えています。

 

 

既存のイメージが変わる生クリーム仕込みの絶品スコーン

通常のスコーンと大きく違い、「jun+」のスコーンは、外はさっくり、中はしっとりふわふわとした食感が特徴です。

 

 

 

 

その秘密は生クリーム。バターやオイルは使わず、水分は生クリームのみという贅沢な独自レシピでつくられたスコーンは、スコーン好きはもちろん、スコーン独特のパサつきが苦手という人でも、おいしく食べることができます。

もちろん素材へのこだわりは、生クリームだけではありません。小麦粉は北海道産、アルミニウムフリーのベーキングパウダー、種類によって砂糖はさとうきび由来の素焚糖を使うなど、安心安全に食べられるよう配慮されています。

 

 

 

 

さまざまなスコーンを試しながら、焼きの仕上がりや風味の深さ、食感の絶妙さにこだわりをもち、幾度もの研究を重ね、最適な材料の配合で焼き上げられるスコーン。

冷凍しても味や風味が変わらないため、冷凍庫でのストックも可能です。朝、好みのスコーンを冷凍のままバッグへ。お昼には自然解凍され、ランチや休憩時間にパクリと口へ。もちろん、おうちでのおやつタイムにもぴったりです。

「『jun+』のスコーンが冷凍庫にあると明日も頑張ろうと思える』という声をもらえるのが本当に嬉しいんです。ご褒美になるような存在であってほしい。だから常に心を込めて焼いています」

決してすぐ手に入ることはないのに、多くの人に支持されるスコーン。今日も植田さんは、誰かの日常のささやかな幸せを支えるべく、ひとり工房に立ち、真摯なお菓子づくりと向きあっています。

 

 

今回デビュー商品あり!選りすぐりの7種のスコーン

「setouchi+」からお届けするのは、「jun+」のスコーンから7種をピックアップしたセットです。
受付は5月20日(月)の12時から31日(金)まで。発送は6月12日(水)。お届けは14日(金)前後になります。

 

 

 

 

気になるその中身を、左から時計回りに詳しくご紹介していきましょう。

・チョコチョコ
ココアベースの生地にチョコチップが入った定番人気商品です。チョコレート好きの方にぴったり。スコーンに染み渡るチョコチップのおいっしさが後を引きます。

・黒糖ざらめ
国産黒糖を用いた生地の上に、ざらめをトッピング。柔らかいスコーン生地とまろやかな黒糖の甘さで優しい味わいを堪能できます。ざらめのザクザク感で、楽しい食感の違いも。

・塩キャラメルと胡桃
自家製キャラメルに胡桃を合わせ、岩塩を乗せて焼き上げた一品。キャラメルはバター不使用で、甘さ控えめに。「setouchi+」販売用にと考案され、今回が初デビューとなるスコーンです。

・チーズと黒胡椒
生地にチーズと黒胡椒を混ぜ込んだ食事系スコーンです。さらに上からパルメザンチーズをふりかけて焼き上げ、チーズの風味をアップ。男性人気も高いのも納得です。ビールと一緒にどうぞ。

・プレーン
定番の優しい味わいが人気の基本スコーン。そのまま食べても、ジャムやクリームをつけても。アレンジ自由自在なので、まず手に取りたい一品です。

・クランベリーとホワイトチョコ
甘酸っぱいスコーン生地にホワイトチョコチップとドライクランベリーをたっぷりと。ほんのりピンクに色づいたクランベリーが香ります。甘さと酸味のバランスがベストマッチ。

・檸檬とココナッツ
レモンピールとココナッツを混ぜて焼き上げた、夏にぴったりの一品。ココナッツのプチプチ感とレモンの甘酸っぱさを楽しめる季節限定商品です。

 

 

 

 

ひとつひとつ個包装された朝焼きのスコーンを、すぐに冷凍。新鮮さを保ったまま、冷凍便でお届けします。

翌日食べるなら、前日の夜に食べたいぶんだけ冷蔵庫へ。
食べる前は、しっかり解凍してからお召し上がりください。

そのまま食べるのが植田さんおすすめの食べ方。もちろん、トースターやレンジでリベイクしても。ぜひ好みのスタイルで、サクッの後のしっとり食感と、それぞれの風味の違いが引き立つオリジナルな味わいを堪能してみてくださいね。

 

甘くて優しいスコーンで日常に小さな幸せをプラス

 

 

「日常にプラスになるお手伝いができたら」とブランド名に思いを込めた「jun+」。
現在は、スコーンに特化し商品展開をしていますが、ゆくゆくはスコーンに限らず、ランチや焼菓子を楽しめる実店舗立ち上げの計画を、向島で進めているとか。

それまでにまず、おうちスコーンを。生クリームならではのコク深い味わいと驚くほどしっとりとしたひとつを口にすれば、これまでに食べたことのない新しい感動が待っています。

 

>>商品ページはこちらから

※商品ページとカートは20日(月)の販売前に登場します

 

 

取材・写真・執筆/大須賀あい

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