デニムの産地といえば岡山を思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、実は、国産デニム生地の製造率ナンバーワンは、広島県福山市。染色や織布、加工、縫製といったデニム製品を製造する全ての工程を担う企業が集積する、まさにデニムの聖地です。「SETOUCHI+」でも、福山デニムのプロダクトは人気のひとつ。今回は、尾道市街地にあるコワーキング型シェアオフィス「ONOMICHI SHARE)尾道シェア」で、特に男性からの支持が高いエプロンについて、その魅力を聞いてきました。合わせて、デニムネクタイや帆布バッグなど、男性にぴったりな商品もご紹介します。
タフな作業にも応えてくれる福山デニムのエプロン
「SETOUCHI+」と「ROBE DE SETOUCHI」がコラボして誕生した、福山デニム生地を用いたエプロン。インディゴとベージュの2カラーで展開する、ここだけで購入できる別注アイテムです。徹底的にこだわってデザインした自慢のエプロンは、丈夫かつ着脱が楽にできる柔らかな10オンスのデニム生地を使用。大きめのマチ付きポケット、足さばきの良さを叶える前スリットの長さ、着用したときに美しく見える肩ひもの幅や縫い目の形状、長時間着用でも肩こりを軽減するたすき掛け仕様など、本格的ディテールに心がくすぐられるエプロンです。
「尾道シェア内」に構える自転車店「BETTER BICYCLES尾道」で店長を務める馬場秀雄さんは、全国から尾道へ訪れるサイクリストの強い味方です。自転車のメンテナンスはもちろん、カスタムや選び方はもちろん、サイクリング初心者へのアドバイスも担う自転車のプロ。ハードな作業に日々向かう馬場さんにとって、エプロンは毎日の必需品です。
「汚れを気にせず動けるのは、デニムならでは。このデニムエプロンは、生地も柔らかく、前スリットがあるので、作業へのストレスを感じません」と馬場さん。
「ポケットが大きく、工具がたくさん入るのもいいですね」と、使いやすさにも満足だとか。普段使う工具もすっぽり収まります。
「ONOMICHI SHARE」コンシェルジュの後藤峻さんにも試着をお願いすると、嬉しいコメントが。
「普段はエプロンを着用する機会がありませんが、男性も気兼ねなく使えるデザインなので、つい欲しくなりますね。特に、マチ付きの大きめポケットが便利です。それに生地が柔らかい。バックスタイルも素敵だと思います」
自宅使いはもちろんのこと、キャンプの調理や設営シーンなどのアウトドアにもガシガシ使える、福山デニムのエプロン。デニム生地ならではの風合いが増す経年変化も楽しめます。ぜひ、このエプロンを加えたトータルコーディネートで、今年の春夏シーズンもキャンプやBBQなど、アクティブに過ごしてください。納期まで約2週間要する受注生産品のため、早めの注文がおすすめです。
一味ちがう大人のおしゃれにはデニムネクタイを
福山デニムといえば、ネクタイも忘れずに。「ROBE DE SETOUCHI」のデニムネクタイも、人気商品のひとつです。セルビッジ(写真右)、フロントヒッコリー(中央)、ベージュ(左)の3種類は、色違いで購入する人も多数。他にはないセンスの良さと個性をアピールしてくれます。もちろん、素材にも定評あり。福山デニムの生地の特製や色合いをいかし、一針一針丁寧に手作りしています。
デニムパンツやチノパンツにも合わせやすく、デニムジャケットとのコーディネイトもOK。各商品に使用するデニム生地は、「篠原テキスタイル」「カイハラ」「中国紡績」「山陽染工」など、世界的デニムメーカーから仕入れたもの。洗えて、色落ちも楽しめる。ネクタイがデニムであるメリットを存分に生かし、おしゃれを楽しんでみてください。
アルファベットを選べる帆布のバッグ
デニムではありませんが、男性におすすめなバッグも紹介させてください。
こちらは、大きなロゴが目を惹く「SILVER」のキャンバストートバッグ「BIG”LOGO”TOTE(M)」。フロントにあしらわれるリアルスエードのロゴは、AからZまで、好みのアルファベットでオーダーできます。知る人ぞ知るクリエイティブな帆布プロダクトを展開する「SILVER」で、男性からの人気が高い商品です。
牛のヌメ革を用いたハンドル、取り外し可能なショルダーベルトがセットとなった、うれしい2ウェイ仕様。分厚くハリのある4号帆布を使用しているため、しっかりと自立するのも嬉しいポイントです。A4サイズの書類も、横にすっぽりおさまります。 ロゴは大きめですが、なぜか主張しすぎないのが「SILVER」が持つバッグの魅力です。話のきっかけになることも間違いなし。話題づくりにも一役買ってくれるとは、なんとも魅力的!
こちらも、オーダーメイドなため、納期は約2週間。お早めにどうぞ。
今回紹介した商品は、自分用にはもちろん、6月に迫る父の日へのプレゼントにもおすすめです。見逃し厳禁なアイテムばかりなので、忘れずにチェックを!
TEXT/大須賀あい