しまなみ界隈には、たくさんのビーチが存在します。中でも大三島のうてな海水浴場は、隠れた夕日スポット。沈む夕日に時が経つのを忘れさせる、美しい夕景に出会えます。
大三島で一番広い200mの砂浜と青い海が広がる、穏やかな「うてな海水浴場」。
ウッドデッキ、更衣室、温水シャワー室が完備されており、夏には多くの海水浴客で賑わいます。
夏でなくとも、砂浜で遊んだり、愛犬と一緒にお散歩をしたりと、島の人々の日常に溶け込んでいる場所です。
遠浅で、透明度が高く、穏やかで美しい瀬戸内海。夕方には沈む夕日が辺りを見事に染め上げ世界がオレンジ色に。
人も少なく、ダイナミックかつ厳かな気持ちに。サンセットを独り占めできる贅沢が待っています。
人影も、橙色に変化した砂浜に映し出されます。
完全に日が沈んだ後「しまなみ灯り 菊輪」のキャンドルを灯して、海辺で静かに過ごせたらとふと頭に浮かびました。次回は必ず、持ってこよう。
潮風に吹かれ、自然のエネルギーに集中する。目の前にあるのは、海と太陽と砂浜、そして瀬戸内の島々。
ひとり、自分と向き合いたくなる時に訪れたくなる、実は内緒にしておきたいスポットです。
TEXT&PHOTO/大須賀あい