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つくる幸せ、食べる幸せ
体に優しい、おやつの素

つくる幸せ、食べる幸せ<br>体に優しい、おやつの素

スイーツと幸せは、きっと限りなく近くにあります。JR尾道駅すぐ近くにお店を構える「MATIN SUN BLE」から「SETOUCHI+」に登場するのは、クラシックなパンケーキやスコーンの上質なミックス粉。そして、ヘルシーなグラノーラです。忙しい朝のひと時に、気ままに過ごす休日の午後に、おうちでのくつろぎの時間を約束してくれます。

 

 

カフェ開店のため尾道へ、優しい空間でおもてなし

尾道駅の北側から歩くこと1分、大きくとられたガラス窓と白壁が目立つ建物が見えてきます。お昼はワンプレートでいただけるフレンチスタイルのランチ、夜は海外のクラフトビールと共に軽く一杯が叶うカフェバー「MATIN SUN BLE」(マタンサンブレ)です。尾道を訪れる観光客がホッと一息つける場所として、また地元の人たちが集う憩いの場として愛されています。

 

 

ハートフルな笑顔で迎えてくれるのは、大阪から尾道へIターンした桝田夫妻です。服飾系の専門学校で出会ったというお2人の雰囲気や会話は、とても自然体です。当時、妻の歩未さんは、アロマ系のデイリーブランドで販売員として勤務。夫の空飛(たかと)さんは、アパレルの仕事に就き、売り場のディスプレイを計画するVMD(ビジュアル・マーチャンダイジング)を得意としていました。

 

「自分たちが作った空間で、楽しく過ごしてもらう場所とは何だろうと考えていたら、カフェを持つ夢が芽生えたんです」

 

 

その後、空飛さんは、フレンチバルやイタリアンで約6年間飲食業を経験。自店を持つ夢を叶えるため動き始めたとき、候補地に尾道が浮かんだとか。実は空飛さんの祖父は、瀬戸内海に浮かぶ愛媛県弓削島の出身。幼い頃、祖父を訪れるための経由地が尾道だったそうです。しかし小さかった空飛さんに当時の記憶はほとんどありません。

「鮮明な記憶は残ってないんです。ただ尾道のフワッとした趣のある独特の空気感が印象に残っていました」

尾道という地名さえ知らなかった歩未さんを連れ、2人は西へ向かいます。たった2回の訪問で、移住を決意したのは2016年。その翌年、もとは宝石屋さんだったという建物を改装し、念願のオープンを果たしたのが「MATIN SUN BLE」です。

 

 

MATINはフランス語で朝、SUNは英語で太陽、BLEはフランス語で麦という意味。港町にぴったりの店名です。太陽の光、アンティークの家具、花あしらい、器づかい。空間そのものの心地よさはセンスあってのたまもの。1階には歩未さんセレクトのアロマグッズが並び、2階は自然光が美しく入る落ち着いた空間です。時折通る電車が、更なる風情を醸し出しています。

 

 

シンプルで真っ当な素材でつくる、毎日食べても飽きないおいしさ

「おうちでも、お店の味を手軽に楽しんでもらいたい」。2人の思いが形になりました。

 

 

コロナ禍をきっかけに誕生したのが、お店で実際に提供するスイーツのミックス粉や手作りのグラノーラです。スイーツは、もともとお菓子作りが好きだったという歩未さんが担当。「子どもに食べさせても安心なおやつを」という思いから、無添加かつ素材にもこだわっています。素材選びから配合、品質管理、レシピ工程づくりまで全てがオリジナルです。

 

「少し手間をかけてでも、暮らしに豊かさがあれば素敵ですよね。もちろん、仕事や子育てをしていると毎日丁寧に暮らすのは難しい。気持ちに余裕があるときだけでいいと思うんです。縁側でボーッとするような時間を、当店の商品を通じて感じてもらえたら嬉しいですね」

 

パッケージはシンプルかつスタイリッシュ。キッチンやテーブルに置いて自然に馴染む、暮らしに溶け込むデザインにもこだわったとか。キッチンにあるだけで、ちょっと幸せになる、おやつの素。心がときめきます。

 

 

過去、お店の限定モーニングとして人気だったパンケーキの味をそのままに。ミックス粉で作るパンケーキは、自然な甘さとモチモチ感が特徴です。原材料は国産小麦をベースに、アルミフリーの膨張剤、きび砂糖とお塩だけという潔いシンプルさ。作り方は、普通のミックス粉と変わらず、牛乳、卵、プレーンヨーグルトを用意し、混ぜて焼くだけで完成します。ジャムやシロップをかけてデザートに、目玉焼きやチーズをトッピングしてブランチや朝ごはんにと、1日のあらゆる場面で活躍してくれそうです。1袋で、約13㎝のパンケーキが10枚完成。日々無理なく使える、リーズナブル価格も嬉しいところです。

 

 

スコーンミックスは、同店でデザートとして登場し好評の一品です。原料は、国産小麦、きび砂糖、アルミフリーの膨張剤のみ。用意するのは生クリームだけ。混ぜて8等分に成形しオーブンに入れれば、あら完成。これなら、お菓子作りに縁遠くても大丈夫。思いついたらパッと気軽に作れるなんて、とても魅力的です。ジャムやホイップクリームを添えれば、朝食やティータイムがより優雅な時間に様変わり。

 

 

料理やデザートに、ちょっと華を添えるシーンで役立つのがグラノーラです。北海道産大豆から作られた京きなこを用いた贅沢なきなこグラノーラは、カシューナッツがアクセントに。そのまま食べても、アイスクリームにかけても、お酒のアテとしても活躍します。

全粒粉グラノーラは、国産全粒粉とオーツ麦をじっくりと焼き上げ、ザクザクとした食感が特徴的。少し塩気が効いているので、サラダにパラッとかけるなど、アレンジも自由自在です。もちろんどちらも、牛乳や豆乳をかけていただけば、ヘルシーで時短な朝食が完成します。ミックス粉と共にボックスインすれば、ちょっとしたギフトとしても喜ばれるでしょう。ちょっとしたお持たせとして、マイ手土産リストにも加えたいところです。

 

 MATIN SUN BLE グラノーラ(全粒粉・きなこ)

https://setouchi-plus.jp/products/granola

 

MATIN SUN BLE 4種ギフトセット

https://setouchi-plus.jp/products/matin-sun-ble-gift-set

 

「お家〇〇」。ここ数年、あらゆる場面で多用された言葉のひとつです。特に外食が制限されたことで、おうちで食事をどのように楽しむかに試行錯誤した方も多いはずです。作って食べる過程を楽しみ、健康だけでなく美容にも気を遣いたい。「MATIN SUN BLE」のおやつの素は、そんな願いを叶えてくれます。

華美ではなく、必要十分で、無駄がない。尾道のカフェの味を、焼きたて作りたてでいただく穏やかな時間は、実に上質で心地よいものです。

 

購入はこちら↓

https://setouchi-plus.jp/collections/matin-sun-ble

 

 

TEXT&PHOTO/大須賀あい

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